創業直後で資金繰りも厳しく事業継続に不安
~解消し商品の生産を開始、さらなる売上拡大へ~

✦相談のきっかけ

漆工芸の新技術「サスティーモ」の会社を立ち上げ、社名ロゴの商標登録に向けて山梨県知財総合支援窓口を訪れた相談者。
資金繰りも厳しく事業継続にも不安な状況だったので知財窓口の紹介によりよろず支援拠点での経営改善の相談のため来訪。

✦支援の流れ、課題

創業時に補助金で調達した設備の生産転用許可がおりるのに時間がかかり、商談があっても製品がつくれず、したがってよていした売上もたたないことから、手元資金がショート。量産の転用許可が下りるまでの繋ぎ資金、製品生産や事業拡大のための資金調達も厳しい状況で「早急な資金繰りの改善」が課題であった。

✦解決策の提案と実行

資金面では、山梨県信用保証協会や山梨県北杜市商工会へ融資や補助金といった資金繰り面での協力を要請。
量産転用許可がおりたときの販売面での急速立ち上げに向け、販促の観点で大手TV通販番組での販売の準備や、他のCOとの連携をとったビジネスマッチングや横浜テクニカルショーの出展、海外への販売のための日本貿易振興機構の市場調査支援制度の活用を提案。

✦支援活動の成果

「サステイーモ」を使った加熱プレスによる商品の生産が可能になり、支援先とのマッチングが成功し、インバウンド顧客向けの製品販売も開始し、予定した販売の立ち上げが出来て、 売り上げ拡大につなげることが出来た。

j’sの中山社長 サスティーモで作ったぐい吞みお猪口