2/14(水) 14:00~ 16:30(予定) @山梨アイメッセ4階大会議
 主催:山梨県信用保証協会、山梨県よろず支援拠点
第一部 講演 「10年先の会社の未来を考えよう」 大山雅己講師
第二部 「信用保証協会と経営支援」名取正樹保証部副部長

定員50名が満席となり、参加者の皆さんも大山先生の講演を聴いて、自分の会社の将来を10年の時間軸で考える必要性を感じ取られたようでした。
第一部
事業を承継するというのは「知的資産」「人」「資産」を引き継ぐこと
往々にして「資産」の税務処理が事業承継と思われがちだが、それはほんの一部であり、重要なのは前の2つ、つまり「知的資産」と「人」であり、特に目に見えにくく一番本質的なものである「知的資産」を会社の業務プロセスに沿って見える化していくことが一番大切なものであるというのが大山先生が繰り返し話されたこと。
親族内承継は親子ゆえ「阿吽の呼吸」「言わなくてもわかっている」と軽視されがちだが、ここを見える化しておくことはとても大切なポイント。

第二部
信用保証協会とはという一番基本的なお話から始まり、
・保証協会を利用するメリット
・保証制度の紹介
・そして何よりも金融の保証だけではなく、経営支援も手厚くやっている
という普段はあまり聞くことの無い信用保証協会の活動内容を丁寧に説明いただきました。

————以下、事前お知らせでの通知文——–
第一部 講演 「10年先の会社の未来を考えよう」
人口減少、経営者の高齢化、後継者不足など、様々な課題に対して、
事業を継続させるために、今何をすべきか。
10年先の会社の未来、地域の未来を考え、
どのような心構えで備えをすべきか。
事業承継だけにとらわれない事業継続のヒントが学べます。
講師:大山 雅己 氏
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 事業承継コーディネーター
(プロフィール)
1987年筑波大学卒、三井信託銀行(現 三井住友信託銀行)入社。個人相談業務、事業会社業務、本部企画部門を経て、投資銀行部門にて事業再生・再編、事業承継等の業務に従事。2007年同行退職。2008年独立行政法人 中小企業基盤整備機構 事業承継コーディネーター就任。同年、ジュピター・コンサルティング株式会社設立、代表取締役就任。
第二部 「信用保証協会と経営支援」
平成30年4月の法改正に伴う、これからの経営支援と保証協会の役割や起業のライフステージに応じた信用保証協会の活用方法について学べます。