オーガニックレストランの経営と オーガニックバザールの雑貨類販売

~地元の農家が育てた野菜など自然素材を扱う事業者(北杜市)~

✦相談のきっかけ

・繁忙期に向けた運転資金が不足していたが、今まで借入経験がなかったこと、及び商工会などの組織に加入していないことから、どこに相談してよいか分からずにいた。

✦課題整理・分析

・経営状況は安定しており、固定客も多い。
・レストランでは地元産食材を活用しており、地域との緊密な繋がりがある。
・例年の繁忙期である5月の連休から秋の行楽シーズンまで、多くの来客が見込める。
・しかし、平成25年後半からの降雪による売上減少が響き、運転資金の確保が厳しい状況となっている。

✦解決策の提案

・繁忙期の売上が見込めること、外部要因による一時的な運転資金の不足であること、及び今後も継続的な支援が必要と思われることから、地元商工会を通じてマル経資金の活用を提案した。

✦支援活動の成果

・地元商工会を通じて申し込んだマル経資金が活用できることになり、運転資金の確保が図られた。
・今まで組織に加入しておらず、相談先に苦慮していたが、地元商工会に加入したことで、継続的な支援が可能となり、より安定的な経営が可能となった。
・当事業者は、地域との緊密な繋がりがあり、商品開発力があることから、独自商品の開発など今後も支援が見込まれる。

✦相談者の声

よろず支援拠点開設時の記事がきっかけで、相談先が見つかり、運転資金の確保だけでなく、商工会による継続的な支援を受けられるようになり、大変感謝している。