DX、DXと言われているが、「うちにはITシステムがわかる人がいないから無理」とあきらめていませんか?
よろず支援拠点のITコーディネータの資格を持つ専門家がITシステム構築のお手伝いをします。
本事例は、廃棄物収集業務における配車計画を ITシステムにより自動化したいとの要望に対し、業務ヒアリングを行い、それを元にシステム仕様の策定、システムベンダーとの調整   など、システム導入の支援を実施した事例です。

✦相談のきっかけ
 県内金融機関からのシステム導入支援依頼

✦支援の流れ
 最も改善要望の大きい、浄化槽等の汚泥収集業務について ヒアリング を実施
「電話で受けた予約情報から、日々の“収集予定表”および収集車ごとの“運行指示書”を作成し収集車のドライバーに渡す。この情報は社内システムに登録され、売上請求処理に連携させている」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

✦課題設定
 ・“収集予定表””運行指示書“の作成作業には、多く の時間がかかり(約3H~5H)、ひとりのベテラン社員に依存している。
・収集車の運行状況やドライバーの行動が把握できず、効率的な収集機会の損失を招いている。
・システム化にあたっては、既存社内システムとの連携が必須であり、収集予定を作成する機能のみを地図情報を活用して自動化するしくみが求められる。

✦支援内容
●システム化の範囲の提案
システムによる自動化の範囲、および社内システムとの連携を検討し、下記機能の実現を提案
・収集計画作成 … 地図情報による経路に基づいた最適な配車
・収集車運行管理… 各車両位置の地図上での確認
●システムベンダーの選定
地図情報を扱う実績のある ITベンダーをリサーチし、ベンダー向けのRFI(情報提供依頼書)の作成支援およびベンダーからの提案内容の精査を実施
●ベンダーとの契約締結に関し齟齬が無いか確認
●現行業務への影響が少ない スムーズなシステム導入を支援

✦支援の成果
 収集計画作成システム、収集車運行管理システムのシステム構築がほぼ計画通りに進行。2021年より運用開始の運びとなった。
事業者の要望に合った要件をベンダーに提示し、現行社内システムとの連携の橋渡しを行った。

✦相談者からの一言
市販パッケージでは高価で導入できる製品が無かったが、地図情報を扱えるシステムベンダーの選定、およびベンダーとの交渉に立ち会ってもらえ、自己資金での導入を実現できた。社内にはITに詳しい者いがいない中、要望通りのシステム構築が実現できたのはよろず支援拠点コーディネーターのサポートがあったからこそと感謝している。
今後も一般・産業廃棄物収集業務への展開、収集実績データの活用など、引き続き支援してほしい。