自社OEM製品の発売で、労働集約型からの脱却に一歩前進~スポーツビューティートレーナー®Miha~

最終更新日:2026年1月8日
自社OEM製品の発売で、労働集約型からの脱却に一歩前進~スポーツビューティートレーナー®Miha~

【相談概要】

スポーツビューティートレーナー®/メイクセラピスト講師として、メイクレッスンや企業研修、女子サッカーチームのサポートなど幅広く活動している福岡氏。
しかしビジネスは時間単価に依存しており、売上が稼働時間で頭打ちになる構造 に課題を感じていました。

「自分のブランド商品を持ち、収益の柱を増やしたい」
— そう考え、まずは OEMによる自社製品づくり について、山梨県よろず支援拠点へ相談されました。

【事業者概要】

  • 事業名:スポーツビューティートレーナー® Miha

  • 代表:福岡 美波 氏

  • 所在地:山梨・静岡を拠点に活動

  • 業種:美容サービス(講師・メイクサポート 等)

メイク講師として中学校・企業などで講座を開催。
さらに、女子サッカー「FCふじざくら山梨」をはじめ、アスリートのスキンケア・メイクの専属サポート を全国で展開しています。

 

【相談のきっかけ】

2児の子育てと仕事を両立しながらの “ワンオペ経営”。
提供できるレッスン数に限界があり、

「時間労働に依存しない収益モデルを作りたい」

と考えるようになりました。

自社製品の販売には関心があったものの、何から始めれば良いのか、誰に相談すればよいのか分からない ことが不安で、よろず支援拠点へ相談されました。

【相談者の状況(財務・経営)や課題内容について】

  • 既存事業は 完全な労働集約型

  • 製品販売の経験・流通先はゼロ

  • 在庫リスクはできるだけ抑えたい

  • 品質が低いと 自身のブランド価値を毀損するリスク

  • 小ロットで、高品質な製品づくりが必須

そのため、ゼロから開発するのではなく、OEM(既存製品の自社ブランド化) を軸に、信頼できる協業先を探すことが重要なテーマとなりました。

【コーディネーターの支援方針の提案・相談者の対応状況 など】

最初にOEM先のリサーチを実施しましたが、

  • ネット情報だけでは信頼性が判断しづらい

  • 問い合わせても返答がない

といった壁に直面しました。

そこで方針を転換し、人脈づくりによる“協業先探索” を提案。

  • 担当コーディネーターのネットワーク確認

  • 美容業関係者が集まる 同業者交流会「よろずマルシェ」 を開催

  • 参加者同士で情報交換・事例共有

  • OEM経験のある事業者を紹介

交流会を通じて、相談者は 信頼できるOEMパートナーと出会い、具体的に話が進みました。

【支援のポイント・気をつけたこと】

  • 地域では「人づての情報」が最も価値を持つ

  • ネット検索だけに頼らず、リアルな交流の場 を作る

  • 在庫リスクを抑え、小ロットから始める設計

  • 相談者のブランド価値を守るため、品質確認を重視

目的は「すぐ作る」ことではなく、長く付き合えるパートナー探し に据えました。

【成果・定量的成果、今後の展望など】

■ 成果

  • OEMクレンジグジェル洗顔を発売

  • 初回ロット 100本(3,300円/本)は完売

  • 新たに 500本を 製造し販売中

  • 取扱店舗:現在 2店舗(今後拡大を目指す)

まずは少量から始め、販売の手応えを確認しつつ、次のロットで一気にスケールさせる設計へ。

■ 今後の展望

  • 取扱店舗の拡大による販路強化

  • 新たなOEMラインとして メイクパフ等の自社商品 を順次展開

  • 「商品+サービス」のハイブリッド型へ転換し、収益の安定化を図る

【相談者の声】

「よろずマルシェ」がなかったら、協業先の方とも出会えていませんでした。
本当にありがたいと思っています!