自社OEM製品の発売で、労働集約型からの脱却に一歩前進~スポーツビューティートレーナー®Miha~
【相談概要】
スポーツビューティートレーナー®/メイクセラピスト講師として、メイクレッスンや企業研修、女子サッカーチームのサポートなど幅広く活動している福岡氏。
しかしビジネスは時間単価に依存しており、売上が稼働時間で頭打ちになる構造 に課題を感じていました。
「自分のブランド商品を持ち、収益の柱を増やしたい」
— そう考え、まずは OEMによる自社製品づくり について、山梨県よろず支援拠点へ相談されました。
【事業者概要】
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事業名:スポーツビューティートレーナー® Miha
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代表:福岡 美波 氏
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所在地:山梨・静岡を拠点に活動
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業種:美容サービス(講師・メイクサポート 等)
メイク講師として中学校・企業などで講座を開催。
さらに、女子サッカー「FCふじざくら山梨」をはじめ、アスリートのスキンケア・メイクの専属サポート を全国で展開しています。

【相談のきっかけ】
2児の子育てと仕事を両立しながらの “ワンオペ経営”。
提供できるレッスン数に限界があり、
「時間労働に依存しない収益モデルを作りたい」
と考えるようになりました。
自社製品の販売には関心があったものの、何から始めれば良いのか、誰に相談すればよいのか分からない ことが不安で、よろず支援拠点へ相談されました。
【相談者の状況(財務・経営)や課題内容について】
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既存事業は 完全な労働集約型
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製品販売の経験・流通先はゼロ
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在庫リスクはできるだけ抑えたい
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品質が低いと 自身のブランド価値を毀損するリスク
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小ロットで、高品質な製品づくりが必須
そのため、ゼロから開発するのではなく、OEM(既存製品の自社ブランド化) を軸に、信頼できる協業先を探すことが重要なテーマとなりました。
【コーディネーターの支援方針の提案・相談者の対応状況 など】
最初にOEM先のリサーチを実施しましたが、
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ネット情報だけでは信頼性が判断しづらい
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問い合わせても返答がない
といった壁に直面しました。
そこで方針を転換し、人脈づくりによる“協業先探索” を提案。
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担当コーディネーターのネットワーク確認
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美容業関係者が集まる 同業者交流会「よろずマルシェ」 を開催
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参加者同士で情報交換・事例共有
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OEM経験のある事業者を紹介
交流会を通じて、相談者は 信頼できるOEMパートナーと出会い、具体的に話が進みました。
【支援のポイント・気をつけたこと】
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地域では「人づての情報」が最も価値を持つ
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ネット検索だけに頼らず、リアルな交流の場 を作る
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在庫リスクを抑え、小ロットから始める設計
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相談者のブランド価値を守るため、品質確認を重視
目的は「すぐ作る」ことではなく、長く付き合えるパートナー探し に据えました。
【成果・定量的成果、今後の展望など】
■ 成果
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OEMクレンジグジェル洗顔を発売
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初回ロット 100本(3,300円/本)は完売
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新たに 500本を 製造し販売中
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取扱店舗:現在 2店舗(今後拡大を目指す)
まずは少量から始め、販売の手応えを確認しつつ、次のロットで一気にスケールさせる設計へ。
■ 今後の展望
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取扱店舗の拡大による販路強化
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新たなOEMラインとして メイクパフ等の自社商品 を順次展開
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「商品+サービス」のハイブリッド型へ転換し、収益の安定化を図る
【相談者の声】
「よろずマルシェ」がなかったら、協業先の方とも出会えていませんでした。
本当にありがたいと思っています!