SNS活用と紹介制度で新規客を拡大し、予約が安定〔リラクゼーションサロン TEON〜手温〜〕

最終更新日:2026年2月20日
SNS活用と紹介制度で新規客を拡大し、予約が安定〔リラクゼーションサロン TEON〜手温〜〕

【相談概要】

笛吹市でエステティックサロン「Lilly」(現 リラクゼーションサロン TEON〜手温〜)を20年にわたり運営する小林様から、コロナ禍以降の新規顧客減少について相談が寄せられました。リピート率は非常に高い一方で、新規集客の仕組みづくりに課題を抱えており、SNSやGoogle ビジネス プロフィール(GBP)を活用しているものの成果が見えにくい状況でした。そこで、よろず支援拠点では集客導線の再設計と運用力の底上げを目標に、段階的な支援を開始しました。

【事業者概要】

Lillyは、笛吹市に店舗を構えるエステティックサロンで、開業20年を迎えます。日本スキンケア協会認定講師、AEA認定エステティシャンなど多数の資格を有し、エステティックグランプリ関東甲信越支部の実行委員も歴任。長年の実績に裏付けられた技術とカウンセリングで、リピート率はほぼ100%という高い顧客満足度を誇るサロンです。

【相談のきっかけ】

コロナ禍を境に新規顧客が激減し、週2~3日の営業で1日2~3名の来店に低迷。
目標は「月14~20人の新規獲得」「売上+20万円」。
InstagramやFacebook、公式LINE、GBPを使ってはいたものの、「どう活用すれば成果につながるのか」が分からず、情報発信に自信が持てない状況が続いていました。

【相談者の状況(財務・経営)や課題内容について】

複数のSNSアカウントを所有しているものの、効果測定や投稿の方向性が曖昧で、更新頻度が落ちていました。GBPの口コミ獲得や写真更新も活発とは言えず、新規顧客が検索から自然流入する仕組みが構築できていませんでした。その結果、集客の停滞に対して広告費をかける余力もなく、固定費の負担感が相対的に増加。一方で、既存顧客のリピート率は極めて高く、「新規が安定して入れば成長できる」ポテンシャルがあるにもかかわらず、集客基盤の未整備がボトルネックとなっていました。

【コーディネーターの支援方針の提案・相談者の対応状況 など】

まず、必要な新規客数と売上目標を数値化し、取り組みの優先順位を整理しました。
そのうえで、

  • SNS運用の強化と役割分担の明確化

  • 競合調査によるコンセプト・価格帯の再確認

  • Instagramのハイライトを「簡易HP」として整備

  • 既存顧客の紹介制度づくり(LINEでの告知)

  • 近隣店舗との相互紹介による連携強化

などを段階的に提案。
相談者は積極的に実行し、SNS更新、口コミ依頼、紹介施策の展開、写真素材づくりなど、行動レベルで着実に改善を進めました。

【支援のポイント・気をつけたこと】

一度に多くを詰め込まず、「継続できる小さな改善」に分解することを意識しました。SNSは成果が表れるまで時間を要するため、短期の手応え(紹介制度・口コミ増)と、中長期の基盤づくり(検索・SNS導線)を並行して設計。課題提示はできるだけ具体化し、心理的な負担を最小限に抑えながら取り組みを続けられるよう配慮しました。

【成果・定量的成果、今後の展望など】

支援の結果、LINEからの新規問い合わせが増え、SNSの閲覧数も向上。来店が増加し、予約枠がほぼ埋まる状態へと改善しました。
もともとリピート率が高いサロンであるため、新規獲得の改善がそのまま売上安定につながり、次の展開(新サービス導入・再来促進の仕組み化)にも前向きに挑戦する姿勢が生まれました。今後も必要に応じて伴走し、さらに持続的な集客基盤づくりを後押ししていきます。

【相談者の声】

「具体的なアドバイスを一つずつ実行することで、少しずつ成果につながってきました。
予約も安定してきて、気持ちも前向きになりました。引き続き頑張っていきたいです。」